さよなら、あいしてるあいしてる。

今日で菊地成孔さん最初の著書の、サイン会の会場になったお店が閉店します。
最近菊地さんの音楽にも文章にも触れていませんでした。
でも、あ、今日であの場所、閉店なのかと思って、そのときのことを思い出します。

「ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」が、ファンの前ではじめて流れるという日だったのですが、私は隣のビルに仕事の都合で行っていたので、サイン会(とライブ)の数時間前からあの店にいました。店内で、あの曲たちが流れていました。はじめて聞くスパンクハッピーの新譜!!しかもまだ、きっと関係者以外だれも聞いていない!と思うともう、なんと言ったらいいのかわからない気持ちになりました。早く聞きたい!!と心底思った。

隣のビルの会社と仕事をしているだけあって、並んでいるとき私は仕事先の知人にたくさん会い「今日なにしてるの?」とか「何があるの?」とか聞かれまくってそのたびに答えてて、ちょっと恥ずかしかったことを思い出します。ライブでは岩澤さんはきらきらしててほんとうに可愛くて!!はじめてのリップシンクライブでした。あれからスパンクハッピーリップシンクでしかライブをしてなかった。サイン会で緊張してお会いしたときに覚えて下さってたのも嬉しかったです。って私もうそのころのスパンクハッピーのイベントやライブでは最前列付近にいたからな。(笑)
 ビルがなくなるわけではないのですが、あの本屋さんはなくなります。あのサイン会が終わって少ししたら、1Fも2Fも随分レイアウトが変わってしまいましたが。菊地さんのサインはずっと飾ってありました。このあとこの店が何になるのかしりません。

あれは2003年9月のこと。そんなに経ったのか。と数字を見て思う。

スペインの宇宙食

スペインの宇宙食

感覚としては、つい先日のことのようだ。